花名の由来
属名の学名「Plumeria(プルメリア)」は、フランスの植物学者で中米、南米に赴き、アメリカ大陸の植物を研究したシャルル・プリュミエ(Charles Plumier / 1646〜1704)の名前にちなんでつけられました。
花言葉の由来
花言葉の「気品」は、優美なその花姿とプルメリアの放つ優雅で上品な香りに由来するといわれます。また、「日だまり」の花言葉は、常夏の太陽の光を浴びて沢山の花を咲かせることにちなむともいわれます。
ハワイを代表する花
ハワイのホノルル空港を抜け出すと、甘く優雅で上品な香りにつつまれます。これはハワイを代表する花、プルメリアの香りです。ハイビスカス(ハワイの州花)と並びハワイの人々に愛されるプルメリアは、公園、庭園、街路、墓地など、ゆくさきざきで見ることができます。ハワイでは、花の中心が黄色い栽培品種「シンガポール」が通年で栽培され、装飾品のレイなどに用いられています。
プルメリアの言い伝え
ハワイでは「満月の夜明けに、まだ朝霧に包まれたままのプルメリアの花を集めてレイを作り、好きな人に渡すことができれば、その夢が叶う」という言い伝えがあるそうです。また、プルメリアの5枚の花びらにはそれぞれ意味があり、「ALOHA」の文字に込められた意味に当てはまるといいます。